みんみん投資×読書×Tech

投資や読書、Technology、自己啓発等 毎日の生活に役に立つ情報を発信します

【読書】「世界一流エンジニアの思考法」を読んだ

紹介文に「仕事と人生を「自分の手でコントロールする」最高のスキルがここに!」とありましたが、エンジニアとしてのキャリアを積む中で、共感できる箇所が多い本でした。

いくつか以下のとおり抜粋しました。

 

・障害を調査するとき、いきなり手を動かすのでなく、ログを見てたぶんこういうことが起こっていると推測・・

→いきなり手を動かすはあるあるです。だいたい上手くいかない。仮説思考は大事です。

 

・「基礎」の理解に時間をかける。基本的な構造を知識にすることが大事。仕事での試行錯誤が減る。

→自分自身、ふわっとしたままでわかっていた気で進めることもありました。これは取り入れたいです。

 

・「Be Lazy」というマインドセット。長時間労働しないよう推奨。

→IT業界に限らず、残業して無駄な頑張るアピールが多い気がします。短い時間で結果を出すことが大事です。

 

・らくに達成できる計画で仕事する。

→無理ありそうな計画は時々見かけますね。コストの制約があるので、こうなりがちですが・・

 

・計画の変更は悪ではない

→計画のとおりやることが大事でなく、ゴールに到達することが大事。

 

・マルチタスクは極力やらない

→これもその通りです。どうしても複数の仕事のピークが重複するときがありますが、確かに生産性が落ちることを実感しています。。

 

・一日4時間は自分の時間を確保

→私にとって朝は頭が回転するゴールデンタイムなので、極力、会議を入れないようにしてます。

 

・ボスの役割はメンバーが結果でるようサポートすること

→そのとおりです。今後、より意識していきたいです。

 

 

 

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【読書】「金持ち父さんの起業する前に読む本:ビッグビジネスで成功するための10のレッスン ロバート キヨサキ」を読んだ

起業にあたってのマインドや考えておく点について書かれた本です。「自由を求めるか」「安全を求めるか」が、企業家と従業員の違いだとのことです。

 

私はサラリーマンですが、自由を求めるには責任や率先力が必要なことは感覚的にわかります。起業できない人はできない理由(言い訳)を持っており、言い訳の持つパワーが夢の持つ力より大きいとのことです。
その他、「資源よりもチャンスに目を向ける」「他人の資源を使うのが起業家」「信号が全部青になるのを待つな」「起業家はゼネラリストであるべき」など、本書の説明には納得感があります。

 

私は失敗が怖いです。何かの本にリスクと無謀の区別はつかないと書いていますが、そのとおりな気がします。
過去、私が今のキャリアにつながる大きなプロジェクトをした経験があるのですが、相当なリスクをとりました。ただ、上手く行ったのはいろんな偶然や巡りあわせに恵まれたこともわかっているので、あんな綱渡りは2度とやりたいとは思いません。。

本書を読むと、成功した起業家だから言えるのだろうは思うことが多々ありますがが、起業するには、こういうマインドが必要なんだろうということがよくわかりました。

 

 

【読書】「お金の減らし方 森博嗣」を読んだ

作者の森博嗣氏は売れっ子の作家で、現在は仕事をセーブし趣味に力を注いでいる方です。元々大学の助教授だったのですが、好きなことをやるにはお金が必要だと考え、副業で小説を書いてみたことろ、売れっ子になったという人です。

 

本書では、お金や時間を人目を気にして使うのでなく、他人を気にせず自分の好きなことに使うべきでないか、ということが書いています。

私も若い時からいろんな趣味があったのですが、社会人となってから仕事へのメリットや効果を考えてしまい、なんとなく無駄なことをやらなくなってしまった気がします。(ゼロではないですが)

あまり功利的に考えすぎず、もっと自分の好きなことを気の向くままやってみるのが、幸せな人生なのではと本書を読んで考えました。だからといってYoutubeやNetflixでのドラマ鑑賞など受け身の趣味だけよりも、主体的にアウトプットするような趣味のほうがよい気がします。

本書で好きなことが、ビジネスで知らぬ間に結び付いた話がありますが、これは私にも覚えがあります。私は歴史(戦争や政治)の小説が昔から好きなのですが、偉人に影響されてか、仕事をする上で戦略的に物事を考えたりする習慣がありますし、他人と交渉する上でも役立っている気もします。小さい時にパソコンを親にねだり買ってもらったのですが、それがIT関連の仕事をしている今に結び付いています。(結局、功利的に考えていますが)

 

一度の人生だし、もっと素直に好きなことや、やりたいことをやろう、そんな気持ちになる本でした。

 

お金の減らし方 (SB新書)

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【読書】「成長し続けるための77の言葉 田坂 広志」を読んだ

 

この本は、成長に関する様々な心得や考え方を紹介しています。

人生で「成功」は必ずしも約束されているわけではありませんが、「成長」は自身の手で掴むことができます。

 

この本から得た、特に印象深かったメッセージを以下にまとめました。

 

・自分の中の可能性が開花する瞬間そこに「生き甲斐」が生まれる

・「自分探し」とは自分の中に眠る「様々な自分」と巡り合うこと

・リーダーの立場にあるとき「自分の心」が迷い始めると「集団の心」も迷い始める。

・人間、自分に本当の自信がないと謙虚になれない。

・日常において、謙虚な姿勢を大切にして歩むとき、静かな自信が生まれてくる。日常において、感謝の姿勢を大切にして歩むとき、静かな強さが身についてくる。

・「個の成長」が互いに良き影響を与えあって加速するとき「人間集団」としての加速が始まる

・「働く」とは、「傍」を「楽」にすること。「専門的な知識」ではなく、「職業的な知恵」を身につけよ。

・プロフェッショナルの「優れた技術」の奥には、必ず、「優れた心得」がある。

・「知恵」とは、「経験」と「人間」を通じてしか、つかめないもの。

です。

 

この本を読むことで、前向きに自身の成長を追い求める気持ちが芽生えました。

特に仕事におけるモチベーションを維持したい方に、おすすめします。

 

 

 

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【読書】「人を動かす デール・カーネギー」を再読しました

 

人をコミュニケーションで動かすための名著になります。

だいぶ、昔から本書を読んでいるのですが、なかなか身に付きません。。

自身の気持ちを引き締める上で、改めて記事を書きました。

 

人を動かす三原則より以下要約

1. 盗人にも五分の利

人は非難や批判を嫌います。

どんな人にも言い分や立場があり、全てを一方的に非難すべきではないという意味になります。

手厳しい非難や詰問は、たいていの場合、何の役にも立たない。

人を扱う場合には、相手を論理の動物だと思ってはいけない。

 

2.重要感をもたせる

自己の重要感に対する欲求。他人の真価を認めることに努力する。

 

3.人の立場に身を置く

相手の望む事項を考えて話す。

他人の立場を理解し、自分の立場と同時に、他人の立場から物事を見ることができることが大事。

 

 

自分の場合、顧客相手には、

ある程度、上記の思考ができるのですが、

部下や身の回りの人に対して、できていないです。

毎日、少しづつでも成長していきたいです。

 

 

【読書】「ストレスに負けない技術-コーピングで仕事も人生もうまくいく!」を読んだ

ストレスに対して、負けないように対処する技術(コーピング)が書かれた本です。

 

要約すると、

①刺激に対するコーピング

自力で克服する、相手に働きかける、回避する

②評価に対するコーピング

「過度の一般化」を合理的に考える、「読心」を合理志向に変える、「べき思考」を合理的に変える

③反応に対するコーピング

リラクゼーション、ストレッチ、自立訓練法

④社会支援

①刺激を除去するための社会支援、②評価を変えるための社会支援

です。

 

特に以下の7つのストレスパターン毎の説明がわかりやすいです。

イライラ型(焦燥型)、ビクビク型(不安型)、ムカムカ型(立腹型)、クヨクヨ型(後悔型)、ヘトヘト型(憔悴型)、イジイジ型(内省型)、ウツウツ型(憂鬱型) 

 

私は典型的な「イライラ型(焦燥型)」です。

他人が思うように動いてくれないことへの苛立ちです。

顧客に対しては「仕方ない」と思うのですが、部下に対しては「べき論(理想)」で考えてしまいます。

具体的な対処法ですが、

●セルフトーク

・まあ、それもありか・人にはそれぞれのペースがある・自分とは違う考え方の人もいるんだな・焦らない、焦らない・すべては時が解決するさ・なんとかなるさ

 

●他人に働きかけ、他人の意識や言動を変える

です。

この際、自分は怒りの感情をそのままぶつけてしまう傾向があります。

ストレスをためず、冷静になることを心がけたいです。

 

 

 

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【読書】「心理的安全性のつくりかた 「心理的柔軟性」が困難を乗り越えるチームに変える」を読んだ

チーム全体の成果に向けて、誰もが気兼ねなく、率直な意見が言えるチームがつくりたく本書を読みました。

 

ポイントですが、

・正解のない時代、クイックに行動しながら「暫定的な正解」を模索すること、実験や挑戦して、しっぱいから学ぶという姿勢が大事。

・チームの心理的安全性とは、チームの中で対人関係におけるリスクをとっても大丈夫だ、というチームメンバーに共有される信念のこと。

・目指すのは、心理的な安全性が高く、仕事の基準が高い組織。

・話しやすさ、助け合い、挑戦、新規歓迎の4つの因子があるとき、心理的安全性が感じられる。

・具体的な行動を論点にする。

・プロジェクトのチームにおいて、やるきがでる大義を考える。(何を変える?誰のどのような幸せを作るのか?何がすごいのか。シンプルに表現できないのか?

です。

 

自分はチーム運営において、結果を優先しすぎることがあります。

こういう考えを取り入れて、結果に厳しく人に優しい組織を作っていきたいですね。

 

心理的安全性のつくりかた

心理的安全性のつくりかた

  • 作者:石井 遼介
  • 日本能率協会マネジメントセンター
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【読書】「天才性が見つかる 才能の地図」を読んだ。仕事などで才能を活かした戦い方がわかる

仕事において、長所を活かす、適材適所を心がけていますが、本書はわかりやすく才能と言うものを言語化しています。

 

ポイントを要約しますと、

・友人や会社の同僚などから尊敬を集める人は、周囲より年収が高い人よりも幸福度が高い。

・人生とは、「異能バトル」である。要するに適材適所が大事。

・好きや得意でやりたいことを探すのは間違い。生まれからでも才能は決まらない。

・自分なりの異能として使う。「才能」とは、グループ内の「かたより」が評価された状態。

・比較優位。個人の能力は他者とのパワーバランスによって決まる。どんな人でも、なんらかの「優位なかたより」を必ず持っている。

です。

 

自分の仕事を例すると、

・私はストレスに弱く不安になりやすいのですが、その分、未来に置きそうなトラブルの準備をすることが得意です。

・協調性もないほうがもしれません。その分、周辺の批判を恐れず、自分の考えをはっきりと発信することができます。

・人付き合いですが、外交的でなく内向的なほうです。その分、クライアントやメンバーの心を読むのが得意です。

というように、

今の仕事で、自分の「かたより」が出るよう、無意識にポジショ二ングができているような気がします。

 

弱者が逆転するには、既存のルールを研究する必要がある。
かたよりをチューニングし続ける。

何をするにも、この姿勢が大事なのかもしれません。

 

 

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【読書】「道は開ける」私の不安の解消法

「道は開ける」ですが、仕事でしんどいとき、追い詰められたときに読む本です。

 

本書のテーマは、不安の克服です。

いろんな人がどうやって不安や苦悩、どうやって生きていくか書かれています。

 

本書でよく読むページは決まっていて、第2章の不安を取り去る魔法の公式です。

 

ステップ1

恐怖心を棚上げして「最悪の場合どんな失敗がおこりえるのか」ということを、ありのまま検討します。

 

ステップ2

起こりえる最悪の事態を想定したら、今度は受け入れる決意をする。

 

私が仕事でストレスフルなときは、いつも同じで、

「仕事をやめていいや、貯金で何年か生きていけるし、なんとなるだろう」と開き直ることにしています。

これで、心の緊張がとれて、平穏になります。

 

ステップ3

そこから、最悪の事態を改善すべく落ち着いて時間と労力とを注ぎこむことです。

 

とにかく、そういう不安になるときは、いろんなことは複数起こっているので、文字にして書くか、見える化します。

最近はマインドマップも使うときもあります。
(FreeMindというFreeのマインドマップツールがあります。)

 

そして、優先順位をつけて順番になんとかしていくと、最後は大抵なんとかなります。

 

あと、資料作成など、アイデアがでない・まとまらないとき、夜寝る前のギリギリまで資料作成をやります。

結局、いいものが出来ないのですが、翌朝、昨晩悩んでいたことが寝ている間に整理され、悩んでいたのがなんだったのかと思うくらい、資料がスルスルと作れたりします。

 

また、追い詰められているときは不機嫌になったりして、誰かに八つ当たりしたくなるので、妻にいま仕事で不安なことを話すようにしています。

 

これまで、仕事を数えきれないくらい何度もやめようと決意しましたが、気がつけば長年続けています。。

臆病な自分にとって、「道は開ける」はバイブルかもしれません。

 

 

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【読書】「「やりがいのある仕事」という幻想」を読んだ

最近、仕事にストレスを少し感じており、本書を手に取りました。

 

 

しょせん仕事。
難しく考えず、人生の中でやりたいことをやるためにしているだけ。
辞めたければ辞めればいいというのが本書のメッセージです。

 

自分にとって仕事とは何でしょう。
パッと考えると、私にとっては、達成欲求や自尊心を満たす場所、
自己成長・お金・コミュ二ティ(人間関係)・経験を得る場所です。

まだまだ、今の仕事に利用価値があるから、自分は単純に働きたいだけです。

 

未来への不安は、生きていると常にどんな人・状況でもあります。
貯金をし、新しい仕事の可能性を考え、それらの準備や仕込みを具体的にしましょう、と本書にはあります。

 

私もその通りの考え方です。
投資を行い、仕事に関しては自分にしかできないニッチなことを追及しつづける。
本書を読んで、自分が改めて思うことは、そんなことでしょうか。

 

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【読書】「自分の頭で考えて動く部下の育て方 上司一年生の教科書」を読んだ

まさに私の悩み、そのものがタイトルであったので、本書を読みました。いい本でしたね。

 

 

三国志に学ぶ理想のリーダー像のはなしがわかりやすいです。
諸葛孔明が、蜀を一緒に攻めいているときは「蜀にこんなにも人材がいるとは」と驚いているシーンがありました。

ところが孔明が蜀の支配者となり、最後の戦いの頃には「蜀には人材がいない」と孔明がなげいています。
孔明は頭がよく朝から夜遅くまで執務し、どんな細かい仕事でも部下任せにせず、自身で処理します。著者は言います。孔明は「指示待ち人間製造機」だったのではないかと。

なるほど、と思いました。私はなんでもかんでも口だしをするとまではいかないですが、人を見て、たぶん失敗しそうだなと思うと予防的に口出ししたり、人の成長よりも結果を優先のところがあったりします。

 

指示を出すというのは、答えを見つける喜びを奪う行為だ。というのもそのとおりで、

「教えない」「指示をださない」→質問する

「モチベーションを上げようとしない」→モチベーションを下げてしまうことを除去することに努力

は、なるほどです。

 

以下、本書の引用です。

人を育てるのも、適切な量の肥料をやり、渇いた日には水を、雨続きの日には水抜きをして、苗が育つのに最良の環境をつくってやり、成長自体は苗に任せる。

 

上司一年生ではないですが、まだまだ自分は未熟だなと本書を読んで感じました。

 

 

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【読書】「経済・精神の自由を手に入れる主体的思考法 #シンFIRE論」を読んだ

作者の穂高 唯希氏は、ブログ「三菱サラリーマンが株式投資でセミリタイア目指してみた」を運営。給与の8割を高配当株・連続増配株へ投資し、金融資産約7000万円、月平均20万円超の配当収入を得る仕組みを形成。30歳で退職しセミリタイア、FIREを達成した方です。

 

FIREした方の本なので、投資や節約を中心に書かれた本かなと思いきや、自己啓発的な内容が、ほとんどでした。

私もよく自己啓発本を読むほうではあり、内容には共感することが多数ありました。
特に「主体性」が大事なことが、自らの事例をベースに強調されており、説得力のある内容でありました。本書を読み、著者は勉強家&努力家なのだろうと感じました。

 

ちなみに、私はFIREを考えてはいなく、「仕事がやりたくない」と思うまで仕事したいほうです。
それでも、好きでない仕事はしたくないし、仕事100%の生活もしたくないです。
常に「いつ会社を辞めてもよい」という気持ちで仕事をしていますが、
単にプレッシャーや不安に負けないために自己暗示しているだけなのかもしれません。

 

 

【読書】「コンセプトの教科書」を読んだ

コンセプトって、センスの世界かなと思っていましたが、本書を読んで考えが変わりました。

 

現代は「機能」より「意味」を買う時代。
日本の企業が苦手にしているところかもしれません。
コンセプトは、まさしく意味を与えるものになります。
著者は、コンセプトとは全体を貫く新しい観点と述べます。

本書では、体系立てた説明と、スターバックスの「第3の場所」というコンセプトなど、いくつかの例をもとにわかりやすく解説しています。
よくここまで言語化できるものだなと思いました。

 

コンセプトメイキングとは新たな意味を創造すること。
コンセプトは価値の設計図であり、コンセプトが判断基準や一貫性を与えるもの、対価の理由になるとのことです。

 

ちょうど、私も今の仕事に行き詰っているところがあったので、本書に書いていることを目にウロコでした。今後も折に触れて読み返したい一冊です。

 

 

【読書】「世界最高のチーム グーグル流「最少の人数」で「最大の成果」を生み出す方法」を読んだ

リーダーシップやマネジメントの本をたくさん読んできましたが、この本も本当に素晴らしかったです。

 

【本書の紹介文の引用】

チームの成果を左右する最大の要因は? グーグルが明らかにしたのは「心理的安全性」という結論だった。心理的安全性とは「自分らしさを発揮しながらチームに参画できる」という実感のこと。チーム内の心理的安全性を高め、成果に結びつける方法を解説。

 

この本では、「心理的安全性」という概念が非常に重要であると何度も強調されています。
チームメンバーは、それぞれ異なる個性や強みを持っていますが、その強みを最大限に活かすためには、彼らが自分自身であり続けることが重要です。だからこそ、心理的安全性が求められるのだと思います。

 

会社のチームはスポーツチームに似ていると言われますが、家族ではありません。
仲間であることはもちろんですが、最終的には結果を出すために協力する関係であることが重要です。

 

コーチングにおいては、価値観に基づいた会話が良いとされています。
メンバーごとに接し方を変えることは当然のことですね。私も取り入れたいと思っているのが、GROWモデルです。以下がその質問です:

  • G:目標(Goal)
  • R:現実(Reality)
  • O:オプション(Options)
  • W:意欲(Will)

マネージャの仕事は、メンバーが明日も仕事をしたいと思ってくれるようにすることです。仕事において、この考え方を心に留めておきたいです。

 

 

 

【読書】「シンプルで合理的な人生設計 橘玲」を読んだ

橘玲氏が合理的な人生設計の方法を述べている本です。

 

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【本書の紹介文の引用】

前著『幸福の「資本」論』にて、幸福を「金融資本(資産)」「人的資本」「社会資本」の3つの資本で定義づけし、「幸福な人生」のモデルを提示した著者・橘玲氏。
今回は、「幸福」な人生を最適、効率的に達成するための「成功」へのアプローチについて「合理性」という横軸を3つの資本に加えることで新機軸を打ち出した。

人生はトレードオフの連続でそれ故に選択が重要になる。同じ成果ならリスクが少ないがよいという「リスパ」など魅力的なキーワードを配しながら、制約の多い現代社会を生きていく上での「合理性」と「幸福」について追及する書籍。

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著者が述べる合理的な選択は何かというと、
・コスパ(コストパフォーマンス)
・リスパ(リスクパフォーマンス)
・タイパ(タイムパフォーマンス)

を最適化することだそうです。

本書を読んで。いくつか共感した箇所をコメントします。

・睡眠と散歩は最強の自己啓発

→ジェフペソスは睡眠を大事にしているそうです。
私は夜中に本を読んで夜更かししたり、寝不足気味のときがあります。睡眠をもっと大事にしたほうがよい、とあらためて思いました。
歩くことは、もともと大事にしています。

 

・効果的な幸福。お金持ちになる800万、金融資産1億。それ以上増えても幸福度はあまり変わらない。
・貯蓄より想い出にお金を使え(若い時は)

→使うと貯めるのバランスは大事だと思います。
若いうちや体が動くうちに、いろんな経験をすることは、自分が思う以上に大事なことなのかもしれません。歳をとったらどれくらい気力や体力が落ちるのか、経験してみないとよくわからないので、後で後悔するのかもしれません

 

・最強の資産運用は人的資本の活用。エッセンシャル思考が大事。一方で金融資産は分散でリスクを減らす

→自分は割と専門分野で仕事をしており、副業とかいろんなことやったほうがよいのか迷いがありましたが、本書を読んで、すっきりしました。
本書にある「戦う場所は絞る。しかしオプション(戦う武器)は捨てない」「複雑な環境では変化への適応が大事」「次の仕事を見つけられる自分の評判(会社内でなく業界内での評判)」あたりは共感しました。

 

・金融資産は、株式インデックスがプラスサムゲーム

・暗号資産はゼロサムゲームになっているのでは、と懐疑的。

→基本は株式インデックスは同感です。ただ、暗号資産は最近興味を持っており、資産分散として使える気がしています。これから資産の1%くらい?は暗号資産を持とうかとも考えています。

 

・ベイズ確率的な思考。行動して確率をあげる。マキシマイザー(利益最大化)・ミニマイザー(リスク最小化)でなく、サティスファイザー(満足化)を目指す。

→適度なリスクをとり、トライアンドエラーで一歩づつ成功へと近づいていくことが大事です。自分はミニマイザーの傾向や、マキシマイザーの傾向が若干あるので、気をつけたいです。

 

・尋常ならざる努力ができるのが天才

・自分の能力が優位性を持つ市場を見つける

・弱者の戦略。誰かの推しになれ

・競争の本質は競争しないこと

→誰かの推しになれ。これはそのとおり、仕事でクライアントや、力のある上司に評価してもらうのが大事なことを実感しています。

 

橘玲氏の本は、自分の目指しているところに近いのか、読んでいて面白いです。
合理的な人生を生きたい方におススメです。