仕事において、長所を活かす、適材適所を心がけていますが、本書はわかりやすく才能と言うものを言語化しています。
ポイントを要約しますと、
・友人や会社の同僚などから尊敬を集める人は、周囲より年収が高い人よりも幸福度が高い。
・人生とは、「異能バトル」である。要するに適材適所が大事。
・好きや得意でやりたいことを探すのは間違い。生まれからでも才能は決まらない。
・自分なりの異能として使う。「才能」とは、グループ内の「かたより」が評価された状態。
・比較優位。個人の能力は他者とのパワーバランスによって決まる。どんな人でも、なんらかの「優位なかたより」を必ず持っている。
です。
自分の仕事を例すると、
・私はストレスに弱く不安になりやすいのですが、その分、未来に置きそうなトラブルの準備をすることが得意です。
・協調性もないほうがもしれません。その分、周辺の批判を恐れず、自分の考えをはっきりと発信することができます。
・人付き合いですが、外交的でなく内向的なほうです。その分、クライアントやメンバーの心を読むのが得意です。
というように、
今の仕事で、自分の「かたより」が出るよう、無意識にポジショ二ングができているような気がします。
弱者が逆転するには、既存のルールを研究する必要がある。
かたよりをチューニングし続ける。
何をするにも、この姿勢が大事なのかもしれません。
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