歴史小説
太平洋戦争時の元陸軍の参謀、辻正信氏に関する評伝です。 【本書の紹介文の引用】 元陸軍参謀が最後に企てた“作戦”とは?1961年(昭和36年)4月4日、元陸軍参謀にして参議院議員の辻政信は、羽田空港から東南アジア視察のため単身、飛び立った。実はその出…
戦国武将の短編集ですが、面白かったです。 織田信長、上杉謙信、明智光秀、大谷吉継、小早川秀秋、豊臣秀頼。戦国時代を駆け抜けた6人の真の姿を描き切る。『天地明察』『光圀伝』と傑作を残してきた著者の、新たな代表作。 少し紹介すると、関ケ原の戦い…
「経営の神様」と呼ばれた松下幸之助氏の歴史小説です。 徒手空拳、九歳で和歌山の農村から出た松下幸之助は大阪・船場の自転車店で働き、商売を体に叩き込んだ。やがて自ら考案した改良ソケットの工場を創業、親族会社から、世界の頂点に君臨する企業グルー…
日野富子が主役の小説です。 室町幕府の時代、応仁の乱。 日野富子は、戦乱の中でお金儲けに励んだ悪女のイメージがありますが、本作品では違った見方で描かれています。 応仁の乱ですが、将軍家や守護大名の家督争いを発端に、守護大名が勢力争いをしていま…
SF作家 星新一が書いた本です。 星新一の父親が実業家とは知らなかったし、こういう歴史本を書いていたことも始めて知りました。 昔、戸越銀座に住んでましたが、近くにある星薬科大学は、星新一の父が創立した大学とは知らなかったです。 星新一の父と接点…
賤ケ岳の七本槍をご存じでしょうか? 賤ヶ岳の戦いは、天正11年(1583年)4月、賤ヶ岳付近で起きた羽柴秀吉と柴田勝家の戦いです。 秀吉方で功名をあげた7名の若武者は後世に「賤ヶ岳の七本槍」と呼ばれています。 七本槍たちと、石田三成の関わりが書かれて…
仙石秀久という無名の武将を主人公とした漫画ですが、最終巻を読み終わりました。 10年以上読み続けていて、コミックの発売日にいつも購入していた漫画なので、少し寂しいです。 仙石秀久から見た織田信長やと豊臣秀吉など戦国武将が魅力的に描かれている点…
真田幸村が主役の歴史小説です。 なかなか読みごたえがありました。 主役は信之、幸村の兄弟ですが、 脇役の徳川家康、織田有楽斎、南条元忠、後藤又兵衛、伊達政宗、毛利勝永と、 いろんな人間の物語にからめて、真田幸村が描かれています。 真田幸村が徳川…