ストレスに対して、負けないように対処する技術(コーピング)が書かれた本です。
要約すると、
①刺激に対するコーピング
自力で克服する、相手に働きかける、回避する
②評価に対するコーピング
「過度の一般化」を合理的に考える、「読心」を合理志向に変える、「べき思考」を合理的に変える
③反応に対するコーピング
リラクゼーション、ストレッチ、自立訓練法
④社会支援
①刺激を除去するための社会支援、②評価を変えるための社会支援
です。
特に以下の7つのストレスパターン毎の説明がわかりやすいです。
イライラ型(焦燥型)、ビクビク型(不安型)、ムカムカ型(立腹型)、クヨクヨ型(後悔型)、ヘトヘト型(憔悴型)、イジイジ型(内省型)、ウツウツ型(憂鬱型)
私は典型的な「イライラ型(焦燥型)」です。
他人が思うように動いてくれないことへの苛立ちです。
顧客に対しては「仕方ない」と思うのですが、部下に対しては「べき論(理想)」で考えてしまいます。
具体的な対処法ですが、
●セルフトーク
・まあ、それもありか・人にはそれぞれのペースがある・自分とは違う考え方の人もいるんだな・焦らない、焦らない・すべては時が解決するさ・なんとかなるさ
●他人に働きかけ、他人の意識や言動を変える
です。
この際、自分は怒りの感情をそのままぶつけてしまう傾向があります。
ストレスをためず、冷静になることを心がけたいです。
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