「忙しくて時間がない」
そういう人は多いと思いますが、本書は「生産性」に関して、あらためて考えさせられる本です。
【紹介文の引用】
仕事よりも、自分優先で生きる
方法を教えます!
残業ばかりで限界の管理職、正樹。
家庭と仕事の両立に悩む母親、ケイコ。
働きづめのフリーランス、陽子。
会社が伸び悩んできた起業家、勇二。
多忙で余裕のない4人の物語からわかる「忙しさの本質」と「日本で働く人たちの問題点」とは?
そして今、世界中で進みつつある「大きな変化」とは?
2つの視点から明らかになる、1つの重要な概念と方法論。
超人気“社会派ブロガー"が「現代を生きぬくための根幹の能力」を解説する、大好評シリーズ第3弾!
「忙しすぎる」という問題の本質ですが、
長い時間、働くことによって、問題解決しようとしているところ、にあるとのことです。
「長い時間を投入する」のは、本当に最良の問題解決なのか。生産性の向上こそが問題の解決では、というのが、ちきりんさんの主張です。
こちら強く共感します。制約があるから優先順位をつけたり、工夫したり、依頼された作業を場合によっては断ったりするのかと。
日本の低迷も、グローバル社会が高生産性へのシフトに対して、生産性の低いものが淘汰されていないところに問題があるのかもしれません。
私は朝型の人間なのですが、朝の集中できる時間が非常に大事だったりします。
仕事でどうしても集中する時間が平日だけでは足りない時は、土日の朝少し仕事に時間を使ったりします。変わりに平日、仕事を早めに切り上げたりします。
また、スティーブ・ジョブスも語った「点と線のはなし」、いろんな経験や知識がある日つながってきて、何かに役立つ「点と線のはなし」です。
私もいろんなことを経験したいものの何でも手を出すと、かえって非効率ではと感じることもあります。
こちら、ちきりんさんの意見ですが、20%程度の少ない努力で8割の出来★に到達するけど、残り2割は80%の努力が必要。
でも、自分にとって大事でないなら、★の時点で止めるというのが合理的な判断。
それまでは、興味があるいろんなことにはどんどん手をだせばよいのでは。
とのことです。
本意見、目からウロコに感じました。
時間をもっとうまく使いたい人におススメの本です!