本書は、世界の潮流がどうなっていくのか、大前研一氏が解説した本です。
【本書の紹介文の引用】
マッキンゼー伝説のコンサルタントが徹底解説する「地政学・安保リスク」と「ChatGPTの衝撃」!2時間でわかる!世界の政治・経済・産業動向の決定版。
私が気になっているのは台湾有事です。
著者は、台湾有事に関して中国が攻める可能性は低いと考えていますが、
中国の経済状況があまり良くないことが気になります。
不動産バブルの影響があるのかもしれません。
経済がうまくいかない場合、過去の歴史でも戦争への矛先が向かうことがよくありました。
世界情勢が不透明な中で、国民は政府に頼らずに自分自身を守るために行動する必要があると著者は主張しています。
AIが進化した社会では、人間にしかできない能力が重要になってきます。それは、「0から1を生み出す構想力」、状況を理解し深く考察するための質問能力、具体的な行動を起こす問題解決能力です。
著者は、これらの能力を鍛えることが不可欠だと述べています。
AIやスマートフォンを使って膨大なデータを有効に活用し、人間にしかできない付加価値を持つ製品やサービスを創造することが重要で、最終的には、自分自身を守るためには、それが最も確実で効果的な方法とのことです。
私もAIやスマートフォンを上手に使いこなせるよう、自己研鑽していきたいです。