橘玲氏の本は、何作も読んでいますが、本書も面白かったです。
【本書の紹介文の引用】
正義のウラに潜む快感、善意の名を借りた他人へのマウンティング、差別、偏見、記憶……人間というのは、ものすごくやっかいな存在だ。しかし、希望がないわけではない。一人でも多くの人が人間の本性、すなわち自分の内なる「バカと無知」に気づき、多少なりとも言動に注意を払うようになれば、もう少し生きやすい世の中になるはずだ。科学的知見から、「きれいごと社会」の残酷すぎる真実を解き明かす最新作。
他人の評価より自分のことを過大評価する、という話があったが、最近、そう思う話があった。
昇進した同僚を見て、あいつよりもという考え方は、正直、腹が立つ。
そういうことでなく、その役職で何がしたいのか、自分には十分実力があり、
その資格があるのか考えてほしいと思う、今日この頃です。