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【読書】「不動産の未来」を読んだ

マイホームに少し憧れがあるものの、手が出ず。

本書を読んで、ますます買えないなあと思いました。

 

【紹介文の引用】

不動産に地殻変動が起きている。高騰化の一方、コロナによって暮らし方、働き方が変わり、住まいの価値観が変容している。こうした今、都市や住宅の新しい価値創造は何かを捉えた上で、マイホームを選ぶことが重要だ。業界の重鎮が提言する。

 

マンション価格は高騰し続けていますが、実は超低金利政策の恩恵を受けた投資家や海外投資マネー、そろそろ相続が必要な高齢富裕層が値段を上げているとのことです。

実需で購入するのは、世帯年収が1000万円を超えるパワーカップルくらいではないかと。

 

人口の減少を続ける日本、基本、多くの不動産は価値を落とす長期トレンドではないかと思います。

マイホーム購入時、個人が多額のローンを組んでますが、実はリスクが高いことではないでしょうか。

REITでは、一般的に有利子負債比率が40%程度で運用しているように見えます。仮に1000万貯金があったとしたら、700万円借金のイメージですが、ローンを組む人はそんなレベルの借金でないことが一般的です。(企業会計の一般論だと債務超過)

あと、金利がいずれ上がるような気もしますし、ますます多額の借金はあぶないのかもしれません。

日本では変動金利で購入する人が80%というのもびっくりです。

 

現金で持つより不動産で持つほうが得という、昭和・平成脳から切り替えていく必要性を本書では述べられてます。

不動産投資は絶対損だとは思っていないですが、高い知見とリスク見極め、出口戦略など高度な検討が必要なものだと、本書を読んで感じました。

 

マイホームはやはり自分には買えないようです・・