債券は安全資産のイメージがありますが、実は私のポートフォリオで大きく損をしているは、債券ETFです。
・BND バンガード 米国トータル債券市場ETF -19%減(現地通貨ベース)
・2621iシェアーズ 米国債20年超ETF(為替ヘッジあり) -17.4%減
成績を見ると、どこが安全資産だという感じです・・・
債券の弱点ですが、金利が上がると債券価格も下がることです。
私の債券ETFの損は、金利上昇が原因です。
これは債券ETFも生債券も変わりません。
債券の期間が長くなればなるほど、金利上昇によるインパクトが大きいです。
(逆に金利が下降すると儲けも大きいと思いますが)
債券投資をする場合、債券ETFを買うべきなのか、やはり生債券のほうがよいのか、改めて自問自答したいです。
債券の最大のメリットは、債券の出し手(発行体)が潰れない限り、満期(償還日)になれば額面が返ってき、それまでの間、半年に1回ずつなど、定期的に利子が受け取れる点です。
しかし、ETFを通じて債券を考える場合、債券の最大の魅力が、ETFのかたちにした途端になくなってしまいます。
普通に債券で買えるものを、わざわざETFのかたちで買う必要があるのでしょうか。
債券ETFと生債券を比較すると以下のとおりです。
・高い利子がほしい・・・生債券のほうが有利
・積み立て投資が少額でできる・・・債券ETFが有利
・分散度をあげたい・・・債券ETFが有利
・すぐ換金したい。・・・債券ETFが有利
・満期まで保有できた場合、額面が確実に帰ってくる・・・・生債券
・為替リスクをとりたくない・・・債券ETFだと為替ヘッジありの商品もある
結論、私の場合は、将来の金利の予想ゲームはあまりしたくなく。
(わかるのであれば苦労しないし、リセッションが来る来るとみんな予想していましたが、全く当たっていません。)
生債券・債券ETFをバランスよく保有でしょうか。
資産運用で主力で稼ぎたい商品のは、あくまで株式で、債券は私にとって資産を分散する選択肢の1つのようなものです。
守りも考慮して、いろんな商品でのポートフォリオ分散を大事にしたいです。
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