投資の本は何冊も読んでいますが、本書は良書でした。
【発売たちまち大重版】全世界のベストセラー作家、強力ダブル推薦!
全世界350万部突破『サイコロジー・オブ・マネー』著者モーガン・ハウセル絶賛!
「ニックのように、データの真の意味を理解できるデータサイエンティストでありながら、
説得力のあるストーリーを語れる人はまずいない。絶対読むべき一冊だ」
貯金と投資のことに書かれています。
特別、新しいことが書いているわけではないですが、
普段、疑問に感じていたことが、クリアに言語化されています。
サマリのページに記載されていることと、インラインで私のコメントです。
1.お金がない人は「貯金」を、お金がある人は「投資」を重視すべき。
→要は、「資産がたくさんあるなら、投資を大事にすべき」、
と当たり前のことが書かれています。
1年間の予想貯金額と予算投資収益額を比べて、予想貯金額のほうが大きい場合は「貯金」に神経を使うべしとのことです。
確かに納得感があります。私は不動産投資に前から興味がありますが、
時間がとられそうな点を気にしています。
今は予想貯金額のほうが大きいですし、仕事を頑張って貯金することに力を注いだほうが合理的ということになります。
2.できる範囲で貯金する。無理しない
→やはり無理は続かない
3.節約より収入アップ
→引き締めるところは引き締め、最後は収入を増やすことに集中でしょうか。
4.「2倍ルール」で罪悪感を減らす
→これは面白いです。
何か贅沢をした場合、その金額と同じ金額を投資する、というルールです。
こちら、さっそく取り入れていきたいです。
5.収入アップ分の50%以上を貯蓄する
→収入アップしたら、全額分で生活レベル上げたらダメだよ、とのことです。
若いときは、収入アップ分、生活レベルを上げていました。。。
6.借金は使い方次第
→確かに、一概に悪いわけではないですね。
7.家は適切な場合のみ購入
→長い期間、安定が見込まれるときが、購入に踏み切る条件とのこと。
8.頭金などまとまった出費は、まず現金で貯めることを検討する
→無理に投資してリスクをとる必要なし。
9.リタイアで大切なのはお金だけではない
→これはそうですね。
私にとっては、会社はコミュニティでもあります。
働きがいもあります。
ただ、家庭にも時間を使いたく、仕事一辺倒にはなりたくない感じです。
10.減り続ける「人的資本」を「金融資本」に置き換えるために投資する
→これはその通りだと思います。
11.オーナーのように考え、収益資産を買う
12.個別株を買わない
→合理的に考えるとインデックスが有利なのはよくわかっています。
ただ、個別株が少しないと面白くないです。
あと私の場合は、それなりのウェイトがある自社株の取り扱いが悩ましいところです。
13. 早く買ってゆっくり売る
→時間を分散しても、パフォーマンスが落ちるだけ。
14.できるだけ頻繁に投資する
→底値を狙っても、そんなものは予想できない。早く買ってしまおう。
15.投資とは配られたカードではなく、そのカードを使ってプレーすること
→リタイア後、最初の10年のリターンが大事。結局は運しだい・・・
低リスク資産も十分に持っておくか。
16.相場の変動は必然的に発生するが、恐れてはいけない
→暴落時は我慢。。
17.暴落は買いのチャンス
→むしろ買う!
18.過度な贅沢な暮らしをしようとして大きなリスクを背負うのではなく、十分な暮らしができるお金を確実に得ることを重視する
→これはその通り。
19.どれだけ資産が増えても、金持ちになったとは感じないが、それは問題ない
→そう。いくらたまっても不安になる。。
自分より裕福な人のことばかり見ず、自分がいかに恵まれているかを考えることが、
大事だとのことです。
20.時間ほど重要な資産はない
→最近、つくづく思います。。
時々、読み返したくなる本です。おすすめです!