不動産投資に関する初心者向けの本です。
これまで、いろんな本を読みましたが、
本書はQ&A形式でわかりやすかったです。
★100年に1度のチャンス到来!不動産投資をはじめるには絶好の「今」を逃すな!
■アベノミクスと量的緩和による不動産市況の活性化
■円高不況の是正とデフレからの脱出
■東京五輪の開催決定
★不動産投資は「わからない、こわい」となかなか踏み出せない方へ
■株やFXよりルールが簡単な不動産投資のポイントをやさしく解説
■不動産投資1年目にピッタリのわかりやすいQ&A方式
■「収益試算Excelシート」で負けない不動産投資が今日からできる
★実際に寄せられた中から初心者にピッタリの質問80を厳選
●都心か地方か
●区分所有か一棟マンションか
●安い木造建築かしっかりしたRC構造か
●現金購入かレバレッジの効く借入か
●ローン完済まで保有か中途売却か
●個人か法人か etc.
これからはじめる人・はじめて間もない人・うまくいってない人すべての人に
必ず役立つ「?」が満載!最初の一冊として最適!
2013年に発売(アベノミクスのはじまりあたり)で少し古いです。
本書によると不動産投資のメリットですが、
・銀行から借りたお金で利益を上げることができる。
・物件が値下がりしてしまっても、返済をせまられることはない。
・投下した自己資本比率で税引き後12%程度の高利回り狙え、景気回復局面では数千万円単の転売益を得られる。
点だそうです。
物件の売却(EXIT)まで含めてIRR内部収益率で見るというのは、なるほどだと思いました。
IRRですが、利率のようなもので、例えばIRR8%は定期預金で8%複利で運用したのと同じ運用結果になります。
不動産投資ですが。出口まで含めて考えて投資するものなのだ、あらためて理解しました。
本書でメモった点は以下のとおりです。
・投資用一棟マンションの場合、表面7%まわりが主戦場(6%が上限)。
金利が2%の場合、これを下回るとキャッシュフローが赤字になる。
・買えるなら一棟マンションがいい。都心上位10区、駅から近ければよい。
・区分のブランドマンション投資もあり。リスクは低いが利益率は低い。
・世界経済の大波、米国の雇用統計やS&P0500、金融機関の融資姿勢が不動産に影響。
・いつ買うのか、物件の選定が大事。
・賃貸収入と値上がり益の両方をバランスよく狙う。利回りばかりにとらわれない。
・低リスク高レバレッジで持つか、高リスク低レバレッジで持つか。
・個人・法人のどちらで投資するか。給料が高い場合は法人。法人は物件単位に分ければ、税金を抑えることができる。
・まずは自分で実際に運用してみる。そうすると、自分なりのものさしができる。
不動産投資もやってみたいと思う反面、株式投資とのバランスがとれるのか気になります。
どちらも中途半端になりそうだし、借金を背負うのは性格?と合っていない気ががします。
きちんと計算すれば、リスクを抑えることができるのも頭ではわかっているのですが・・・勢いで買える金額でないので。。
ただ、人生一度は経験してみたい気もしてます。。