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【読書】「為替のしくみ」を読んだ

為替のことを知りたくなり、読みました。

 

【本書の紹介文の引用】

為替のしくみを知ることは、投資や生活に役立てることができます。
たとえば、通貨を使った投資と言えばFXや外貨預金です。
将来の通貨の動きがわかれば資産運用に役立たせることができます。
また、 通貨の交換比率によっては、輸入品をお得に買うことができたり、
旅行でもいいタイミングで両替ができればそれだけ余裕ができます。
この本は、その為替のしくみを知ることで、経済の動きはもちろん
明日の為替相場の動きやそこに参加する投資家の動きがわかるようになります。

 

企業同士が海外取引する場合通貨は何が使われるのかと言うと、ご存じの通り、米ドルがメインです。およそ6割くらいを占めているそうです。

 

以下、基軸通貨になる条件です。

 ・軍事的に指導的な立場

 ・多様な物産を算出

 ・通貨価値が安定

 ・高度に発展した為替市場と金融・資本市場

 ・対外取引が容易

とのことです。

 

また、気になる為替レートが何で決まるのかは、複合要因があり一概には言えません。要素としては、景気動向、金利、物価、政治的安定度、実需だそうです。
あと、実質GDP(名目から物価変動除く)と通貨価格は一定の相関があるとのことです。

 

最近の円安は気になります。わかりやすい理由は、米国との金利差です。
日本の場合、金利を上げたくでも上げれない状況になっているのかもしれません。
どこかで日本金利は上げると予想しますが、先送りしていたことが遅くなればなるほど、影響は大きくなるのかもしれません。

 

円安は一過性のものでなく、構造的なところから来ているような気がします。
とはいえ、為替は予想できません。やはり、分散するしかないのでしょう。
今は、そういう時代な気がします。