著者は、日産自動車、外資系コンサル、日本コカ・コーラを経験後、
ゲーム会社アトラス、THE BODY SHOP、スターバックスの経営者を務めました。
ミッション、戦略立案、マーケティング、人事、マネジメント、経営者のあり方、ベンチャー経営とテーマ毎に、自身の経営者経験を交えて、経営者としての心得えや考え方がわかりやすく書かれています。
経営者の役割は、一見相矛盾することに折り合いをつけることと言われてますが、まさにそうなんだろうと思います。
特にミッションを考え、社員に繰り返し伝えることを大事にされています。
私もシステム開発の仕事では、自分の考えとして、何が大事で・何がよくないと言った周りの人に価値観を伝えることを心掛けています。
私の場合は例をあげると、「クライアントファーストの対応」「シンプルな設計を心掛ける」「スケジュールは守る」「問題は早めに上げる」「どうしましょう?でなく、提案する」「相手にあわせたわかりやすい説明・資料」「品質を大事にする」「技術者である前にビジネスマンである」など、でしょうか。
最後に経営者は経営を勉強すべきと、推奨の本がまとめられているのもよいですね。
いくつか読んでみたいです。