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【読書】「サイコロジー・オブ・マネーー一生お金に困らない「富」のマインドセット」を読んだ

投資戦略の本かと思ってましたが、経済的自由を達成するため「人間の心理」や「投資の姿勢」について語られていた本でした。非常に面白かったです。

本書の結論は、投資において「余裕のある計画が勝利をもたらす」と理解しました。

 

以下は引用と所感です。

 

リスクと運

人生は個人の努力を超えた大きな力に左右される。運の要素も大きい。大胆さと無謀さの境界線はどこであろうか。リスクと運は区別することが難しい。

「成功とはいい加減な教師だ。賢い人にも、”自分は負けるはずがない”と思わせてしまう」

大胆さと無謀さの境界線はどこであろうか。

あらゆる成功は努力だけでない。

 

目からウロコです。これは以前から感じていた感覚です。

挑戦するにあたり、失敗しても大火傷しないことの見極めが大事かもしれません。

 

十分という感覚

「十分」という感覚を持つことは、チャンスや可能性を捨てる考えに見えるかもしれない。

いずれにしても、どこかで自分にブレーキをかけないと、最終的には痛い目にあう。

 

こちらも、なるほどです。仕事や貯金に関して悩んでいた点です。

資本主義において、「欲望」のコントロールは大事なテーマです。

 

複利の魔法、生き残り続けること

バフェットの純資産は845億ドル。そのうち842億ドルは、バフェットが50歳の誕生日以降に増えたもの。成功の最大の時間は「時間」で、これが複利の力。

「裕福であり続けること」以上に大切なのは「裕福であり続けること」。

投資においてテールイベントが大きい。有能であることと、生き延びることはまったく別の能力です。

大きなリターンを得るよるも、経済的に破綻しないことを目指す。

計画通りに進まない可能性を踏まえて計画する。

未来に楽観的であれ。「短期的には失敗しても、長期的には成功できる」と信じることです。

 

ファイナンスの答えは過去にはなく、世界にはサプライズが潜んでいる。

より高いリターンを狙うよりも、生き残ることが大事だと思いました。

 

貯金の価値

最高の豊かさは、きょうも思い通りに、好きなように過ごそうと思えること。

現代では、知性は確実な強みにはならない。だが、柔軟性は確実な強みになる。

貯金がもたらす余裕があれば、柔軟性は高まる。

 

余裕があることが大事なのは、仕事でも実感してます。

「余裕のある計画が勝利をもたらす」と心に念じて、

仕事や資産運用は行いたいです。

 

 

こちらお金の使い方の価値観を考える記事です。

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