デール・カーネギーの名著。
だいぶ昔に読みましたが、改めての記事にしました。
目次を引用しますが、目次がこの本で言いたいことの全てになるかと思います。
■人を動かす3原則
1 盗人にも五部の理を認める
2 重要感を持たせる
3 人の立場に身を置く
■人に好かれる6原則
1 誠実な関心を寄せる
2 笑顔を忘れない
3 名前を覚える
4 聞き手にまわる
5 関心のありかを見抜く
6 心からほめる
■第3部 人を説得する12原則
1 議論を避ける
2 誤りを指摘しない
3 誤りを認める
4 穏やかに話す
5 「イエス」と答えられる問題を選ぶ
6 しゃべらせる
7 思いつかせる
8 人の身になる
9 同情を寄せる
10 美しい心情に呼びかける
11 演出を考える
12 対抗意識を刺激する
■第4部 人を変える9原則
1 まずほめる
2 遠まわしに注意を与える
3 自分の過ちを話す
4 命令をしない
5 顔をつぶさない
6 わずかなことでもほめる
7 期待をかける
8 激励する
9 喜んで協力させる
自分のコミュニケーションで実践できているか考えてみると、
顧客との関係ではできていますが、自分の部下に対してはできていない面もあります。
特に
議論を避ける、誤りを指摘しない、 遠まわしに注意を与える、命令をしない。
は、できていません。というよりも、そもそもそんな気がないです。
仕事において、クドクド、うるさく指導するのが仕事、
顧客に、低い品質の仕事を受け入れさせるわけにいかない、と考えてます。
自分の根底にあるのは、プロ意識に対する不満(あるべき)であろうと思います。
ただ、人それぞれ、考え方や価値観は異なります。
多様なもの認めようとしたり、楽天的になんとかなるだろう、
という考え方を、もっと意識したほうがよいのかもしれません。
結局、相手の心に配慮せず、強く言っても考え方を変えることができないでしょうし、
相手を肯定することを根底におき、相手に働きかけるコミュニケーションを心掛けたいと改めて考えました。
こちらもデール・カーネギーの本、おススメになります。