「道は開ける」ですが、ご存じでしょうか。
デール・カーネギー作の悩み解決の名著です。
仕事で悩みがあったり、精神的に追い詰められそうになったときによく読みます。
自分にとってはサプリメントのような本です。
好きな言葉は「最悪の事態を受け入れる」です。
こちらを実践するステップですが、
1.「起こりうる最悪の事態はとは何か」と自問すること。
2.やむをえない場合には、最悪の事態を受け入れる覚悟をすること。
3.それから落ち着いて最悪状況を好転させるよう努力すること。
です。
例えば、仕事で悩んでいる場合、
最悪の事態として何がおこるかですが、
仕事でいくら失敗しても、殺されることはありません。
とりあえずクビになっても、しばらく暮らせる貯金はあるか、読書でもしながら育児でもするかなど、と「仕方ない」と受け入れます。
そう諦めると、心が落ち着いてくるので、少しでも前に進めるために何ができるか、
と冷静に考えれる心境に至ります。
過去何度もピンチがあり、この本を読んできましたが、結局なんとかなってきたので今があります。
自分はリスク感度が高く、不安になりやすい性格なんでしょう。
リスク感度が高いことが自分の強味だし、たぶん弱点でもあります。
今後も不安になることは、たくさんあるはずですが、
そのたびに、「最悪の事態を受け入れよう」、と考えたいです。