ダイソーの創業者 矢野博丈さんの話です。とても面白かったです。
おススメ度:★★★★★
どんな人におススメ?:ダイソーに興味がある人 / 経営に関心がある人
いくつもの事業失敗(夜逃げも)を経験し、よくここまでの会社を作ったなあ、と感心します。
本を見て、ダイソーの成長のポイントは、
・お客様第一主義。
→ビジネスの基本でしょうか。
・100円というハンデ(制約)が結果的にダイソーの商品の品質向上につながった。
→制約から生産性やイノベーションは生まれる。
・商品の原価率を上げると同時に、他店の2倍、3倍、商品を並べた
→他社との差別化は大事。
・顧客に満足してもらうために社員を一生懸命指導し、一所懸命頑張る。細かいことをくどくど言う。
→マネジメントはこういうものか。
・常に危機感を持ちながら仕事をしている。
→経営はある意味、リスク管理。
だと思います。
また新入社員への訓示で「人への感謝しましょう」や「素頭(工夫する力)を鍛えましょう」、「運を大事にしましょう」といった点など、述べられていて、多いに共感しました。
あと入社2年目のバイヤーが活躍している話も面白かったです。
個人的にダイソーでの買い物は好きなので(セリアもよく使いますが)、ますます応援したいと感じました。