本書ですが、「イノベーションのジレンマ」を書いたクレイトン・M・クリステンセン氏の書籍です。
ジョブとは「顧客が解決したいこと」になります。
とかく日本企業は、機能面の改善だけに目を向けがちですが、心理的、社会的なものも含めて考えることが提唱されてます。
先日、我が家で洗濯機を購入しました。
価格ドットコムなどネットで探すと安いものがあるのですが、古い洗濯機の処分が気になりました。
家電リサイクル法で処分方法が決められており、自分でやると、何かと面倒だし、時間を使う。。。
結局、少々高いですが、古い洗濯機の処分を行ってくれるビッグカメラの店舗で購入しました。(ネットの価格をもとに、値下げ交渉はしましたが。)
本書で言うところの、洗濯機を購入するのに躊躇する「古い洗濯機を処分したい」の心理的なジョブを片付けかったのかもしれません。
洗濯機を購入する際、値段が3-4万ほど価格差がある2つの機種で迷いました。
一度の洗濯量や電気代は、ほとんど同じ。
違いは、高いほうは、
・操作パネルがデジタル
・自動で洗濯を開始
でした。妻は洗濯機の入り口の色にこだわってました。
私はそんなものはどうでもいいのに、と思ってましたが、結論、高いほうを購入しました。
本書で言うと、機能だけで判断したわけでない、ということでしょうか。
あと、店員が人柄のようさそうな人でした。店舗で購入するにあたって、
心理的に大きな要素になったかもしれません。
ソリューション営業や仕事をする際、ジョブを考えることは大事な視点だな、と思いました。非常に勉強になるおすすめの本です。