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【読書】「永守流 経営とお金の原則 永守 重信」を読んだ

日本電産の経営者 永守会長が書いた本。

自身が経営者として経営者としての知識やノウハウを述べられている。原理原則を非常に大事にされているのであろう。

自分もプロジェクトのセールスや運営をする上で、「お金の管理」「先手先手のリスク対応」「マーケティング」「成長のためのリスクテイク(最悪を測ったうえで)」「任せて任せず」が大事だと考えているので、今後、何か困った際には原理原則に立ち返ろうと、心を新たにする本でした。(以下、ポイントを記載)

 

・財務や計数をわかることは重要。経営の数字に弱い経営者はだめだ。そろばんを持たない経営者にはなってはいけない。

・会社が壊れるのが怖いから、徹底的に備える。起こりえるビジネスリスクを敏感に察知し、先手先手を打っていくことある。

・創業して大事なのは、技術よりもマーケティング。経営トップはセールス、マーケティングに力を入れるべき。

・金融機関とのつきあい方は大事。オープンに正直に伝える。

・ハンズオン(直接把握)でマイクロマネジメント、任せて任せず。

・自社株をもっていない経営者が投資家に買えといえるのか。

・成長する過程においてはチャレンジすることが肝要。成長に向けてリスクはとる。ただし、最悪の事態になった場合は、どのくらい損失になるのか、財務にどのくらい影響がでるのか、それらを事前に計算をしておく。その上でリスクテイクをする。

・M&A。高すぎる値段で買わない。

・リスク管理の基本は分散。