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【読書】「父が娘に語る 美しく、深く、壮大で、とんでもなくわかりやすい経済の話」を読んだ

面白い本でした。資本主義の本質が理解できる本です。

経済危機に陥ったギリシャで財務大臣も務めた経済学者が、娘に語るような形式で書かれた本です。

読みやすいですが、資本主義に対する批判が込められてます。

 

以下、本の紹介の引用です。

 

◎世界はどんな「仕組み」で動いているのか
◎なぜ一部の人たちだけに「富」が集中するのか
◎「経済危機」の裏に隠れているものは何か

「資本」や「資本主義」という言葉を
使わずに経済を語ったら、
とんでもなく本質がわかるようになった!

経済の本なのに「一気に読める」
「ページをめくる手が止まらない」と大反響!
読み終えた瞬間、世界が180度変わって見える!

★元財務大臣の父が、十代の娘に向けて、
シンプルで、心に響く言葉で本質を語り、
世界中で支持されている、
究極の「経済×文明論」!

小説、映画から、ギリシャ神話まで、
古今東西の知を総動員!
もっともシンプルで、もっとも伝わる言葉で、
「世界」と「経済」の本質を捉えた書!

・なぜ、こんなに「格差」があるのか
・自分のことすら「市場価格」で測ってしまう
・すべての富は「借金」から生まれる
・「金融」の仕組みのウラ側とは
・「終わりの予感」が経済を崩壊させる

これからの時代を生きていくために、
もっとも大切な「知識・考え方・価値観」を
一気に詰め込んだ、驚くべき一冊。

 

 

株主資本主義が、結局、地球を壊すところまで行き、
株主による投票では地球が守れないというのは、その通りなのかもしれません。

最近、SDGSをよく聞きますが、胡散臭いと感じるのは自分だけでしょうか。
書かれている目標は立派なのですが、企業が本気なのか、単にビジネスに利用しているだけなのか、よくわかりません。。

 

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本書では、経済学は科学ではなくて神学のようなもの、占いのようなもの。
経済学者は哲学者のようなもの、と言ってますが、確かにそんな気がします。
本当に科学だったら、日本の失われた30年はとっくに解決しているのかもしれません。

物事を盲目的に信じるのでなく、自分の頭で考えることが大事だと気付かせてくれる本です。