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【読書】「生産性―――マッキンゼーが組織と人材に求め続けるもの 伊賀康代」を読んだ

マッキンゼーの元人材育成マネージャーの方が、生産性に関して書かれた本です。

ちなみにこの方は、人気ブロガーのちきりんさんではないかと言われています。

 

いまの「働き方改革」において、最も重視されるべきは生産性である。
かつて日本企業は生産現場での高い生産性を誇ったが、ホワイトカラーの生産性が圧倒的に低く世界から取り残された原因となっている。
生産性はイノベーションの源泉でもあり、画期的なビジネスモデルを生み出すカギなのだ。
本書では、マッキンゼーの元人材育成マネージャーが、いかに組織と人材の生産性を上げるかを紹介する。

 

本書の中でも共感したのは、「管理職の使命はチームの生産性向上」という点です。

 

・部下の育成と仕事の成果は両立しない。目の前の成果をあげるには自分で頑張るほうが早いではなく、チームの生産性を高める。

・お勉強ではなくスキルアップ。3分でかける人のスキルを30分かかる人に移植。全体の生産性は高まる。

・仕事をブラックボックス化しない。定期的な業務やノウハウを言語化。不要な仕事を洗い出し、廃止。マニュアル化・テンプレート化、あの人しかできない仕事をなくす。

・長期休職者は出たらチャンス。「みんなでや高めあう」体験を、誰かが休暇とればチーム全体の生産性を上げる。

・三割と3%の両方を意識する。3%は改善であげる。3割はイノベーションが必要。

 

自分はチームで仕事をするにあたり、優秀なメンバーを集めることや、仕事の成果を出すことだけに集中しがちです。
やはり、チームの生産性を上げることにも力を入れないとと改めて考えました。

 

生産性

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