へーそうなんだ、と思う本のタイトル。
東大生100人にアンケート。3人に1人が公文式出身者だそうです。
計算が得意となる学習教室。だけど塾とは違う公文式。海外でも人気です。
公文式のいいところや弊害も含めて書かれていて参考になりました。
おススメ度:★★★★
どんな人におススメ?:子供の塾を探している人 / 公文式に関心がある人
教材ですが、計算能力を高めるために焦点を絞っていて、「何をやるかより、何をやらないか」を考えた上で作られているそうです。
まとめると公文式は、算数「計算力」を効率よく向上する目的に特化したツールであり、副産物は「学習習慣」「自学自習」の姿勢が身につく効用がある。
(いわゆるGRIT(=やりぬく根性)が身につくのは大きいかもしれません。)
弊害は、理解を深める楽しさ奪う、完璧主義など、要するに「考える力が身につかない」ことだそうです。
私も小学校の低学年時代、あまり成績は良くなかったのですが、小学校4年から公文式を習いだし、算数の成績がどんどん上がりました。
勉強に対する自信が着いたから、算数以外の教科も成績が上がった記憶があります。この時期があったから、ほんのちょこっとGRITが身についたのかもしれません。
娘にもいつかは通わせてみたいです。ただ本書にも書いてあるとおり、人によって合う合わないはあるので、過度な期待はしないでおきたいです。
こちらの記事も参照ください。