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【読書】「漫画家もどき イケてない男の人生大逆転劇 三田紀房」を読んだ

三田紀房氏をご存じでしょうか?『ドラゴン桜』や『アルキメデスの対戦』など、数々のヒット作を持つベストセラー漫画家です。彼の半生を描いた本『漫画家もどき』を読み、その中で感じたことをまとめました。

努力はしたくないが、結果はほしい

努力は避けたいけれども結果は欲しい、というのは多くの人が抱えるジレンマですよね。しかし、三田氏はこのジレンマを克服し、30歳でデビューし、60歳半ばまで書き続けることに成功しています。この長いキャリアには彼の粘り強さと運の良さが見えるようです。

商売から漫画家へ、借金で大変だった日々

元々は商売をしていた三田氏が漫画家へ転身する過程も興味深いです。家業の手伝いをする中で、一億円以上の借金があることがわかり、来る日も来る日も借金返済に追われる日々が続きました。「カネが必要」「カネが欲しい」と考えていたところ、たまたま手に取った漫画雑誌で新人賞募集の告知を見つけました。大賞の賞金が百万円ということで「これだ!」と思い、一度も描いたことがないにもかかわらず漫画を描き、応募しました。その結果、講談社から「入選」の連絡が届き、「コミックモーニング」に掲載され、賞金五十万円を手に入れたのです。

デビューと『ドラゴン桜』

特に、『ドラゴン桜』の成功は彼のキャリアのハイライトとも言えるでしょう。
ドラマ化もされたこの作品に関しては、私自身も思い出があります。実際にドラマを見て楽しんだことを覚えています。

コメディからセンチメンタルへ

三田氏の作品は、基本的なパターンとしてコメディから始まり、センチメンタルに終わるというスタイルが多いです。彼は優れた作品の模倣やパターン化を大事にしており、例えば『クロカン』では『ミナミの帝王』を徹底的に研究し、そこから学んだことを自分の作品に活かしています。

剣道と秘訣

また、彼の人生観や仕事観も面白いです。剣道のように、一つの有効な秘訣を持つことが大切だという考え方は、どの分野でも通用する真理かもしれません。全てに優れている必要はないという考え方は、多くの人にとって励ましになる言葉です。

キャリアは偶然の連続

三田氏のキャリアは、たまたま巡り合わせたチャンスや出会いを活かせるかどうかで決まっていくように思います。本書を読むとそのことがよくわかります。三田氏は66歳でまだまだ現役です。私も年齢を重ねても、イキイキと仕事できる人でありたいです。

 

 

 

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