堺屋太一氏が書いた組織論に関する本です。
秀吉の家臣団や信長、家康、石炭産業や旧日本軍などを例に、わかりやすく組織論が書かれています。
古い本ですが、現代にも通じる名著かもしれません。
組織が機能しなくなる病気は、「成功体験への埋没」「環境への過剰適応」「機能体の共同体化」だそうです。
私もプロジェクトを長くやっていますが、同じような体制が続くと組織に揺らぎを与えることは必要だと肌感覚でわかってます。
私の場合は、抜擢人事(若手)、新人の採用、新しい技術の利用でしょうか。
要するに組織に何か刺激を与えるようなことをやってます。
非常に示唆に富む本で、今後のプロジェクトでの組織作りに活かしていきたいと思いました。